アスペルガーの就職転職活動は難しい？不採用になる人へ

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アスペルガーの就職活動は難しい？不採用になる人へ

悩むアスぺの男性

「アスペルガーの就職・転職活動ってどうすればいいの？」

アスペルガー（別名　自閉症スペクトラム）は、人によって症状の重さが違います。

グレーゾーン・軽度ならば、ふつうの人（定型発達）と同じように働くことができますが、重度の人の中には精神障害者手帳を取得して、障害者枠で働く人もいます。

グレーゾーン・軽度　一般採用、ハローワーク、転職サイト
中度～重度　病院、発達障害支援センター、地域障害者職業センター

わたしは軽度アスペルガー＋ADHDなので、働きずらいながらも一般企業で働くことが出来ています。

しかし中度～重度になると就職できない、面接で不合格になることも多く、「就労不可能になるかも…」と不安になる人もいます。

アスペルガー中度～重度でうつ病、統合失調症などの二次障害がある場合、精神障害者手帳を取得することができます。

精神障害者手帳があると、障害者枠での採用、助成金、職場適応訓練を受けれますのでチャンスが増えることになります。

くわしくは「アスペルガーが精神障害者手帳をとるメリットとデメリット」で書いています。

自己分析が大切

悩むアスぺの男性

就職転職活動をするとき、自己分析をするのは基本ですが、アスペルガー症候群の人は特に自己分析が大切になります。

なぜならアスペルガーは人によって大きく症状が違うので、強みを生かさないと「失敗した、会社を辞めたい…」となることが多いからです。

一般的には以下の仕事が向いてる、向いてないと言われます。

●向いてる仕事

調理師
IT系
研究職
工場勤務
清掃員
翻訳家
芸術家

●向いてない仕事

接客業
営業職
危険物の取扱い
運転業務

例えば営業職はコミュニケーションが苦手なアスペルガーにとって、不適な職業として有名です。

しかし営業マンは団体行動をする必要がなく、結果さえ出してれば上司から怒られることもないため、人によってはデスクワークより営業職の方が良いってアスぺもいます。

アスペルガーの人は左脳型が多いので、右脳系の強みになる芸術・デザインは弱いのですが、ごく稀に芸術家として成功する人もいます。

また言語能力が高い場合は翻訳家も向いてます。しかし私のように英語は苦手って人もいますので、アスペルガーなら誰しもが翻訳家になれるわけではありません。

一般的によくいわれる自閉症スペクトラム（アスぺ）の症状を知っておくことも大切ですが、その中でも自分が特に目立つ特徴をしっておく必要があります。

またザワザワしたところが苦手（聴覚敏感）、蛍光灯の光が気になる（視覚敏感）、香水をかぐとクラクラする（嗅覚敏感）などの感覚敏感があるかどうかも理解しておきましょう。

くわしくは「アスペルガーに向いてる職業や仕事を症状別に解説」を読んでください！

素直で真面目な性格で損をする

アスペルガーの面接試験

アスペルガー症候群の人は素直で生真面目な性格です。

ふつうは履歴書・面接では短所は出さないようにして、長所をアピールするモノですが、アスペルガーの人は自分の悪いところ・不安も素直に言ってしまいます。

採用する人事担当者の立場になってみるとわかります。短所・不安を履歴書にズラズラ書いたり、面接で自己アピールをしない人を採用したいと思いますか？　答えは「NO」でしょう。

アスペルガーの人は素直で生真面目なので、自分を大きく見せたり、脚色することに抵抗感があります。

しかし履歴書・面接は自分を最大限アピールする場なので、履歴書を控えめに書いたり、短所ばかり面接で喋ってると、人事担当者に敬遠されたり、不採用にされることが多くなります。

履歴書の添削をしてもらう
面接の練習をしてもら

自分の目線だけでみてると失敗しますので、他人に履歴書をチェックしておらったり、誰かに面接官役をしてもらって練習をしてください。

履歴書、面接の練習はハローワーク・転職サイト・発達障害支援センターなどでやってもらえます。もしくは家族に手伝ってもらうのもアリですヽ（´▽｀）/

発達障害であることは言わない方がいい

ばってんする男性

発達障害（アスペルガー、ADHD）であることを言うべきかどうか迷うところですが、精神障害者手帳を取ってたり、発達障害支援センターを利用してないなら言わない方がいいです。

なぜならアスペルガーの人は仕事ができない、トラブルメーカーになるので、雇いたくないと考える企業もあるからです。

アスペルガー　見抜く方法
アスペルガー　クビにしたい
アスペルガー　退職させたい

Googleで調べると上のようなキーワードが表示されます。

表示されるってことは検索されてるってことですので、アスペルガーを採用したくない、クビにしたいと思ってる企業が多いことになります。

発達障害であることを前提として、障害者枠で働くなら事前告知したほうが良いですが、一般枠で入社したいなら黙っておいた方がいいですね～

コレも採用担当者の立場になるとわかりますが、「ふつうの人　VS　アスペルガー」だったら、ふつうの人を雇いたいと思うのが人情ってモノです。

まとめ

アスペルガーの就職活動は難しい、不採用になる人への情報をまとめます。

チェック

症状の重さによって選択肢が変わる
精神障害者手帳があれば選択肢が増える
同じアスペルガーでも特徴が違う
自己分析で向き不向きを見つける
面接で正直にいうと損をする
発達障害であることは言わない方がいい

一口にアスペルガー症候群といっても、症状の重さ・特徴は千差万別ですので、自己分析をやって向き不向きを見つけていきましょう。

症状が重ければ精神障害者手帳をもらうことができますが、うつ病・統合失調症などの二次障害がない場合、手帳をもらうのは難しくなります。

アスペルガーの人は素直で生真面目な性格です。それが災いして履歴書・面接で、自分の悪いところを包み隠さず言ってしまうため、採用担当者から敬遠され不採用になることがあります。

自分の目でみるとどこが悪いかわからないので、他人に履歴書をチェックしてもらったり、誰かに面接の練習を手伝ってもらうようにしましょうヽ（´▽｀）/

ちなみに発達障害であることを言ってしまうと、就職転職活動で不利になることが多く、不採用になりやすいので、障害者枠での採用じゃないなら黙っておいた方がいいですね。

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チェック⇒アスペルガーに向いてる職業や仕事を症状別に解説

チェック⇒障害者枠の発達障害は給料が安いので生活苦になる

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