アスペルガーとギフテッドの違いはある？同じ？

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アスペルガーとギフテッドの違いはある？同じ？

ギフテッドの子供

「アスペルガーとギフテッドの違いってなに？」

ギフテッドとは同世代の子どもと比べて飛び抜けた才能をもった子のことを言います。

勉強
言語
記憶力
想像力
芸術
音楽
スポーツ

上に書いたような分野で飛び抜けた才能があることから、ギフテッドは天才と呼ばれることもあります。

本題のアスペルガーとギフテッドの違いですが、色々と調べたところ明確な違いはないことがわかりました。

共通点が多く明確な違いはない

アスペルガー症候群の子供

アスペルガー症候群とギフテッドは共通点が多いため、見分けるのが難しく、病院の医者でも見分けるのが困難です。

こだわりが強い
一つの分野に強い関心を持つ
コミュニケーションが苦手
集団の中で孤立しやすい
高い知能をもつ

上に書いた特徴はアスペルガー、ギフテッドの共通点となります。

別のサイトにはアスペルガー症候群の子は、強いこだわりが先にあって、その後で得意な分野で才能を開花させる。ギフテッドは強みが先にあって、そこからこだわりを強めていくと書いてました。

これが両者の違いなんでしょうけど、タマゴが先かニワトリが先か？　みたいな話になるため見分けるのは困難となります(;^ω^)

アインシュタインはギフテッドと言われますが、彼はアスペルガーだったとも言われます。

またギフテッドの中には特定のスポーツが得意であるケースがあり、野球選手のイチローはアスペルガーと言われます。また音楽が得意なケースもありベートーベン、歌手のガクトもアスペルガー症候群と言われます。

彼らは天才ですからアスペルガーとも言えますし、ギフテッドとも言えます。そう考えると「ギフテッド＝アスペルガー」と思っても良いのではないでしょうか？

くわしくはこちら⇒アスペルガーに天才が多い理由【有名人や芸能人】

ギフテッドには2種類ある

ギフテッドには英才、2Eの二種類あります。

英才　全てにおいて高い能力を持ってる子供
2E　飛び抜けた強みがある反面、目立った弱点もある

英才は全ての能力が高いので、ドラえもんでいう出木杉君みたいなイメージです。学校の成績もいいため、親が子供の将来を心配したり悩むこともないでしょう。

2Eは飛び抜けた才能がある反面、目立った弱点もあるため、強みが生きればスポーツ選手、医者、政治家、学者、芸術家、音楽家、作家、建築家などなど、一芸に秀でた存在になれます。

しかし飛び抜けた才能よりも、弱点に目がいくことが多いため、残念な子として扱われるケースがあります。

その結果、子どもの頃から怒られたり、孤立してしまいセルフイメージが下がって、大人になっても自分に自信がない、生きるのが辛いと感じる人が多いです(;^ω^)

日本教育ではギフテッドは伸びにくい

通知表

あなたも経験があると思いますが、日本では平均点が高い方が有利になります。

なのでギフテッドだったとしても、日本の学校では落ちこぼれ扱いをされる可能性が高いです(;^ω^)

数学　100点
英語　0点
国語　0点
理科　0点
社会　0点

わたしが中学生の頃は、五教科の合計点によって進学できる高校のレベルが変わってました。

なので上の場合だと5教科で100点しかないため、ヤンキーがお金を払って入るような高校にしか進学できません。

しかし外国では飛び抜けた科目があった場合、ほかはダメダメでも天才として扱われます

上の場合だと数学の天才として扱われ、飛び級で高校・大学に進学できます（中には12歳で大学まで飛び級した例もあります）

つまり我が子が才能豊かなギフテッドだったとしても、日本では残念な子として扱われる可能性が高いと言うことになります。

アメリカでは1920年ごろからギフテッド教育がスタートしてますが、日本ではそのような教育はなく、飛び級もありません(;^ω^)

じゃあ子どもを海外留学させれるかというと、金銭的にも難しいと言うのが本音ではないでしょうか？

子供の才能に気付くことができるか？

脳みそ

仮に子供がギフテッドだとして、英才であれば全てのパラメータが高いので問題ありません。優等生として日本でも活躍できます。

しかしながら2Eの場合は、強みと弱みがハッキリしてるため、日本では劣等生として扱われやすいです。アスペルガー症候群もそうなんですが、問題となるのはギフテッドでいう2Eの方になります。

「強みを伸ばして、弱点を克服する」のが鉄則ですが、じゃあ子供の強みと弱みがわかるんですか？　って話になります。

あなた自身はどうですか？　自分の強み、弱みってハッキリと分かりますか？　

おそらく分からないと思います。だからこそ就活の前に自己分析をあわててするんですよ(;^ω^)

例えば子供にサッカーの才能があって、親がサッカー教室に通わせた場合はピッタリとはまるので上手くいきます。

しかし子供にサッカーの才能があったとしても、親が野球を習わせた場合はサッパリ結果がでません。

バイオリンの才能があったとしても、バイオリンを習わせる親は少ないので、子どもの才能が開花することはないでしょう。

スポーツだって数えきれないほどあるし、学問だって、趣味だっていろいろなジャンルがあります。

その中でどれに才能があるかなんてわかるわけがありません。偶然ピッタリとハマらない限りは。

だからこそ子供のころから、色々なことにチャレンジさせようと言われるわけです。

弱点の補強をすべき

ガッツポーズする女性

子供の才能をみつける、強みを伸ばす努力も大切ですが、弱点の補強もすべきです。

なぜなら強み、弱みがハッキリしてる2Eのギフテッドの場合、弱点のせいで人間関係につまづくことが多いからです。

関心がないことに興味をしめさない
集団の中で孤立しやすい
コミュニケーションが苦手

これらの特徴のせいで学生時代から友達ができにくく、クラスメイトからイジメられることがあります。

実際、成績優秀なのに自殺をしてしまった事件もおこっているので、強みを伸ばすのも大切ですが、弱点の補強も重要になります。

いくら特定のジャンルで飛び抜けた才能があったとしても、学校でいじめられたり、不登校・自殺してしまっては元も子もありません。

医者でもギフテッドをアスペルガー症候群と間違うくらいですし、両者の違いはほとんどないため、「アスぺを克服＝ギフテッドの弱点の補強」とも言えます。

チェック⇒アスペルガー改善マニュアルはこちら

まとめ

アスペルガーとギフテッドの違いはあるのか、同じなのかについてまとめます。

チェック

ギフテッドとアスペルガーは共通点が多い
両者に明確な違いはない
2Eの場合は長所と短所がハッキリしてる
日本教育ではギフテッドは伸びにくい
子供の才能に気付くのは難しい
弱点の補強をしないと危険

ギフテッド、アスペルガー症候群は共通点が多く、両者に明確な違いがないため、医者でも見分けることが難しいと言われます。なので同じと言っても過言ではないように感じます。

ギフテッドには英才、2Eの二種類があり、前者はすべての能力が高いので優等生になりますが、2Eは強みと弱みの差が大きいので、日本では劣等生として扱われやすいです。

小学生のころから海外留学させるのは敷居が高いですし、子供の才能に気付けるかどうかは、運もからむため難しいです(;^ω^)

ギフテッドにしろ、アスペルガー症候群にしろ、人間関係で苦労することが多いため、弱点の補強をしないと学校でいじめられたり、不登校になる可能性もあります。

ギフテッドはアスペルガーとほぼ同じ症状が出るので、「自閉症スペクトラム（アスペルガー）の症状」もチェックしてください。

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